2019年02月06日

毎年、年に1度

食事や洗濯など日々の生活をサポートしてくれる母。

そんな母に年に1度の親孝行。

感謝の気持ちを込めて、誕生日休暇とその他の休みを組み合わせて、
毎年、旅行好きな母を連れて海外旅行に行きます。

まずは近いところから周ろうと、これまでに台湾やハワイ、シンガポール、
タイ、マレーシア、カンボジアなどに行ってきました。

今年は、バリ島へ。

飛行機で約7時間、デンパサール国際空港に到着。

外に出ると日本の寒さを一瞬で忘れるスチームサウナの中にいるような
モワッとした暑さと綺麗な夕焼けが出迎えてくれました。

「今は雨季なので、暑くない方だよ」と現地ガイドさんが教えてくれました。

実際、雨季といっても1日ずっと雨が降っているということはなく、
朝だけ降ってやんだり、夜スコールのようにザーッと降ってやんだりという感じで、
野外で観光するときは晴れていたのでラッキーでした。

          

私たちふたりに専属のガイドさんがついてくれたので、
ゆっくりいろいろな話が聞けて良かったです。


門の形が左右対称に造られているのは平等という意味も込められているそうです。


毎日、お店や家の入口に置くお供え物


石像が巻いている白と黒のチェックの布は、魔除けの意味があるそうです。

ガイドさんの話を聞いているとバリの人達は、とても信仰心が深く、
1日3回のお祈りやお供え物を毎日欠かさず行い、
寺院に行く時は決まった衣装を着て、慶事は白、弔事は黒など色も決まっていたり、
寺院の中に入る時は髪の長い女性は髪を縛らなければいけなかったり、
手をあわせる位置も神様は頭の上、亡くなった方は顎のあたり、
生きている人は胸の前など色々なことが細かく決まっているそうです。

私たち観光客も寺院の中に入る時は、貸出用のサロンを巻いて入りました。

そして、どこに行ってもにこやかで親切な人が多かったです。

お土産屋さんだけでなく、地元の人が利用するようなお店に入っても、
お店に入るとまず店員さんがにこやかに挨拶をしてくれ、
困った様子でいると声を掛けてくれ場所を教えてくれたり、
やり方を教えてくれたり、重いものを買えば袋を2重にしてくれたり、
タクシーに乗った私たちが日本人だとドライバーさんが気がつくと、
日本の曲をBGMにかけてくれたりと色々なところでたくさんの気遣いがあり、
何より働いている人がみんな楽しそうに働いていたのも印象的でした。

そんな様子を見ていて改めて接客をする上での笑顔や気遣いの大切さを感じました。

母も「今まで行った国の中で一番にこやかで気さくな人が多くて面白かったね」
と言っていました。

自分が知らない世界を実際に目で見て触れて体験できる海外旅行。

また来年も誕生日休暇を使って、母と一緒に有意義な時間を過ごしたいと思います。

母はすでに「次はどこに行こうかしら」と検討し始めています。

Koma