2018年10月25日

熨斗

のしを漢字で書くと「熨斗」と書きます。

見慣れない難しい漢字ですよね。

熨斗は伸ばして平らにする「伸し」という言葉に由来するもので、

「伸し」は「伸し鮑(あわび)」の略称だそうです。

鮑は「縁起物」として古来から不老長寿の象徴として、貴重な高級食材として重宝されてきました。

鮑を干し、平らに細長く伸ばした「伸し鮑」を「長く伸びるように」という「縁起物」として贈答品に添えたことが、

熨斗の始まりといわれているそうです。

日本では昔からの習慣として贈答品には「熨斗」を付け「掛け紙」を掛け「水引」をかけていました。

しかし現代では上記のものを一つにまとめた「熨斗紙」を用いることがほとんどだそうです。

この熨斗紙を商品に掛けて欲しいという注文を頂くことがあります。

熨斗紙を商品に掛ける時に気を付ける点は、

曲がらないようにまっすぐ掛けなければならないという所です。

まっすぐ熨斗紙が掛けてあると見た目も格好がいいです。

お中元やお歳暮として、またお祝い事の際には使ってみてはいかがでしょうか。

商品センター 石川