どんど焼き
私の住んでいる地域では毎年1月14日に育成会の行事として
どんど焼きをおこないます。
神社境内に竹の櫓を作り正月飾り、門松、古いお札、子供の書初めなどを櫓に積み上げて、
火を着け燃やします。
どんど焼きの火で焼いた餅を食べると一年を健康で過ごせるといわれてるので、
地域のみんなで火にあたり餅を焼いてきます。
我が家は、その餅を黒蜜と黄な粉を付けてたべます。
感覚は、安倍川餅風の焼き餅です。
あまりにも人気で、私の口にはあまり入らないくらいでした。
どんど焼きのおかげで、今年一年、健康でいられますように。
季節を感じるもの
冬を実感する寒い日が多くなりました。
そんな中、店頭は春らしい色合いに変わってきています。草餅と桜餅の登場です。
よもぎの風味の草餅と桜の花と葉を使った桜餅、どちらも好きなのですが、
さらに春の掛け紙と淡いよもぎ色と桜色の専用箱が可愛らしくてお気に入りです。
現在は事務の仕事をしている私ですが、数年前は売店で勤務をしておりました。
箱にお菓子を詰めてお売りする際は、季節に合わせた絵柄の掛け紙をかけています。
季節が春から夏、秋から冬へと変わるたび掛け紙を切り替えると、
季節が変わったのだなと絵柄を眺めてうれしく思ったりしていました。
春が待ち遠しいです。
byのむら。
祖母から受け継がれるもの
朝、本社工場の前を通って出勤すると黒蜜の香りがしてきました。
私はふと、小正月に行う「どんど焼き」を思い出しました。
どんど焼きは無病息災、五穀豊穣を祈る行事で昨日、今日でどんど焼きを行う地域多かったのではないでしょうか。
このどんど焼きの時期になると亡くなった祖母との想い出が蘇ります。当時、小学生だった私は毎年祖母とどんど焼きのお団子を作るのが恒例でした。祖母は丸いお団子だけでなく色々な色も付け縁起の良い物を形にしてくれ、焼いたお団子にはたっぷり黒蜜をかけてくれました。
今では母が代わりに作ってくれますが丸いお団子だけで少し寂しい気持ちです。
私も結婚し子供がいる今、また子供達に祖母との楽しい思い出を伝えられたらと思います。
「おばあちゃん、来年は私がお団子作るからね…。」
みなさんもこの時期に浮かぶ人や、想い出はありますか。
しみず