2013年04月25日

のし紙

製造3課は、製造部ですが仕上げも行う部署です。
鶴の子餅・小麦饅頭などを、お客様のご要望に応じて仕上げます。
3月から4月の上旬は、お祝いのお返しの品物でとても忙しかったです。

重箱に入れたり、カートン箱に入れたり、
包装し「のし紙」を付けたりもします。
いろいろな仕上げ方があるので、
注意して仕上げます。

3課に異動してくる前は、仕上げをする機会がなかったので
とても新鮮な感じで楽しいです。

特に「のし紙」については、驚く事ばかりでした。
寿のしの水引には、蝶結びと結び切りがあり
その用途により、蝶結びか結び切りか、決まっているのです。
これまで、何も考えずにお祝いのお返しをしていましたが、
昔から伝えられている意味があったのにはびっくりしました。

のし紙

蝶結び ・・・一般祝事・お中元やお歳暮など、何度でも繰り返したいという願いから
        簡単に結び直せる蝶結びの水引を使用。
結び切り・・・*固く結ばれて離れないことから、主に婚礼関係の祝事に。
        *重ねて起きてほしくないとの思いを込めて、
           お見舞いや全快・快気祝いなどに用いられる。

実は、この年(秘密ですが・・・)になっても
知らない事がたくさんあります。
いくつになっても、知らない事・新しい事など素早く吸収できるようにし、
良い風習・習慣・昔からの言い伝えなどは、若い人に伝えていけたらいいなと思います。

製造部 前田