夏から秋へ・・・
団体バス大賑わい
今日は団体のバスが約40台入りとても忙しい一日になりました。
お客様のお目当ては「桔梗信玄生プリン」「プレミアム桔梗信玄餅吟造り」。
まとめ買いをしていくお客さんも多くとても大人気でした。
品出しに追われとても忙しかったですがお客様が楽しそうに買って行かれる姿を見ることができてとても嬉しかったです。
その中で、団体バスのドライバーさんへ釈迦堂上りに新しく直営店の「山梨フルーツ王国」がオープンしたことを紹介しました。
ドライバーさんからは「桔梗屋商品は団体客からも問い合わせが多いので今度寄ります」と言って頂きました。
これからいよいよ秋の行楽シーズンです。
桔梗屋本社工場も団体バスのお客様で賑わいますが山梨フルーツ王国も団体バスで賑わいそうです。
営業 広瀬
上品な甘さ
9月に入りもう10日が経ちました。
この前の、連日の猛暑よりずいぶんと過ごし易くなりましたね。
さて、今回は、私が作っている『きんつば』について話したいと思います。
まずは歴史から...
昭和43年、桔梗信玄餅の大ヒットをきっかけに数々の商品がお客様のご支持を受け、
現在では山梨県内に直営店の「桔梗屋東治郎」「花菓亭」を25店舗展開している桔梗屋ですが、
桔梗信玄餅が開発されるまでは『きんつば』が人気の和菓子店でした。
明治の初めごろ、桔梗屋本店を名のる店は、柳町四丁目から
桜町に至る横町にあり、「横町の桔梗屋」と呼ばれていました。
中丸熊太郎は、市内の和菓子店「満寿太」で菓子づくりの技を修行した後、
親類筋にあたる下連雀の桔梗屋東治郎(野沢家)からのれん分けを受けて、
明治22年に、市内旧若松町の「にごり川」端に和菓子屋を開業しました。
その後、明治25年の火災で移転しましたが、旧市内のはずれに位置していたため、
高級菓子よりも誰にでも愛される『きんつば』の人気が高く、
市内のみならず近郊の町の人々にまでその名はよく知れ渡るようになりました。
この、きんつばという商品はそのほとんどがつぶし餡で出来ています。
最初は、見た目がつぶし餡だけなので、私もなかなか食べづらかったのですが、
いざ食べてみると、上品な甘さが口の中に広がり、その美味しさに驚きました。
その時から、私はきんつばが大好きになりました。
見た目は派手ではないですが、一度食べれば絶対に好きになると思うので、是非一度お試し下さい。
渡邉
日々、勉強中
現在、総務部所属の私ですが、8月から桔梗屋本社工場に併設しているグリーンアウトレット1/2、社員特価販売1/2、桔梗屋社内コンビニも担当することになり、日々勉強中です。
8月(特に8/13-8/16のお盆休み期間中)は桔梗屋で最も忙しい時期の一つで多くのお客様が来店されました。
日によってはお菓子の詰め放題ご希望のお客様が朝8時前には200人以上並ばれたり、桔梗信玄ソフトを1日に約700個製造したりと大変混雑しました。
そういった中、お客様で混み合う店内にて気をつけていたことは…とにかくお客様をお待たせしないことでした。その甲斐あってか、大きな混乱もなくお客様にお買い物を楽しんで頂けたのではないかと思っています。
これから季節は秋に向かい、山梨はフルーツ狩りや紅葉など行楽や観光シーズンとなります。桔梗屋へお越しのお客様にもお買い物を楽しんで頂けるよう準備をしていきます。お待ちいたしております!
鈴木
秋茜
もう9月。雲も夏の雲から秋の雲に変わりつつあります。
今日、私が紹介するのは、そんな秋にぴったりの上生菓子の『秋茜』 です。
浮島と羊羹を貼りあわせています。
(浮島とは、白餡をベースにした蒸し餡カステラです)
浮島生地をオレンジと黄色、2色に染め、交互に絞り、
箸で軽く混ぜて、微妙な混ざり具合にし、蒸しあげ、羊羮を流します。
包丁を入れ、切り口を見てみると、浮島の程よい混ざり方が
茜色に染まる夕空そっくりに仕上がっています。
ひとつひとつ違う表情が、味があっていいですよ。
秋の夜長にぴったりですね。
小林