2014年04月23日

私事ですが、先日 毎年恒例のお花見をしてきました。
桜の花は散っていたものの、桃の花が咲き誇る中で
子どもから大人まで大勢参加し、歌やゲームもしつつ
楽しい一時を過ごしました。
ここまで桃の花に囲まれる花見ができるのは山梨ならではですね。

桔梗屋で“桃”と言ってまず思い浮かぶのは、やはり「信玄桃」。
本物そっくりの形のおまんじゅう。
まるで農家から出荷されたかのような荷姿。
お店では、お買い求めくださったお客様が
おうちで本物の桃と間違えて洗ってしまい、
手の中にあったはずのおまんじゅうが
水で流れて消えてしまったというエピソードが有名です。

ここで先ほどのお花見の話にもどるのですが、
なんと今年のお茶菓子担当の方が「信玄桃」を用意してくれていたんです。
実際の桃の実が食べられるのは花が散ったあとですので、
桃の花に囲まれた中でお菓子の桃をいただくという、
生の桃にはできないちょっと面白い構図になりました。
「まだ花があるのに桃が・・・?」なんて、近くにいたほかの方々から見たら
不思議な光景だったかもしれませんね。
こんな桃の楽しみ方もあったかと、まさに目からウロコ状態でした。

 村田