2022年06月23日

お供えに託す思い

先日、私を子どもの時から可愛がってくれた、
叔祖母(大おば)が亡くなりました。

このご時世で、大人数でのお別れが難しく
人数を制限しての葬儀・告別式でしたが、母や叔父叔母の希望で
祭壇には桔梗信玄餅などが入った桔梗屋の「お供え籠盛り」をお供えし、
叔祖母への感謝と、生まれ育った山梨を忘れないようにと思いを込めたようです。

 

人は人生で主役になる機会が3回あるそうです。

1回目はこの世に誕生した時。2回目は結婚式。3回目はお葬式。

主役の誕生の瞬間に立ち会う機会、結婚式・披露宴で祝福する機会、
葬儀・告別式では人生に携わった方への感謝、そしてお別れを伝える機会。

どれも今までは当たり前だったことが、今は難しい。
でもどんなかたちであれ、感謝の気持ちは変わらずにあることを
叔祖母との別れから感じました。

shimina