2023年03月02日

共存について

突然ですが、ついにおじいちゃんの家を取り壊すことになりました。

道を挟んで我が家の隣りにあるため、
毎日目にしてきたものが姿を消そうとしています。

築100年以上、少しずつ姿形を変えて
頑張ってきた家が空き家になって10年。
使えそうなものは、わたしの倉庫にこっそりと移動、
なぜなら母親に見つかると処分されてしまうからです。


農家だったので、その類のものがほとんどですが、わたしには宝の山。
小さい頃からおじいちゃん家で触れてきた思い出のある物ばかりです。

ほとんどの物は柄の部分がガタガタ。

まずは、あると便利なナタを、拾っておいた樫の枝で直してみます。
今は安くて良い物が簡単に手に入る時代ですが、

古くても、直して思い出といっしょに使う、これも共存のひとつかな。

製造部山梨市工場 中山猛