2020年07月24日

日本一だよ一宮

題目を見てなんのこっちゃと思われた方もいたと思いますが、

 

これは、桔梗屋本社所在地である、山梨県笛吹市一宮町の歌です。

 

子供の頃から、地元のお祭りには、この音楽が流れていて、私にとってはとてもなじみのある曲です。

 

桃の生産量日本一を誇る笛吹市。4月上旬には桃の花が一斉に咲き誇り、

 

市の中心を流れる笛吹川対岸の扇状地一帯がピンク色の絨毯を敷きつめたようになることから

 

「桃源郷」とも呼ばれています。

 

そんな中、ご近所の桃農家の方から立派な桃を頂きました。

 

 

毎年桃の時期には、ご近所さんから桃のお裾分けを頂いていますが、

 

今年、初桃。

 

実際に食べてみると、最初に桃らしい甘酸っぱさがあり、桃の美味しさが口一杯に広がり

 

「あーこの時期がやって来たな」との思いが湧いてきます。

 

私は、高校で果樹園芸専攻だったので、実際、野菜や果物、花等を育てていました。

 

よく覚えている作業の一つが葡萄のジベ作業です。

 

ジベ作業とは、「ジベレリン」という溶液に葡萄の花が咲いた頃、

 

コップに注いだジベレリンの溶液に葡萄の花を一房一房に浸してゆく作業です。

 

この工程を踏むと、葡萄の粒が大きくなり、種無し葡萄が出来上がります。

 

作業自体は、上を向きながら一房ずつ浸す作業なので、当時、高校生だった私は

 

とても大変だったという記憶がつらい作業の思い出と共に、特に印象に残っています。

 

農家さんは、このつらい作業を乗り越え、お客様に美味しい果物を食べてもらいたいという想いがあるのではないかと、

 

最近考えるようになりました。

 

私も、今年で入社して3年が経ちますが、どんな仕事にも大変な側面と、

 

それを乗り越えて得られる、それ以上の達成感がある事が少しわかる様になってきました。

 

新型コロナウイルスで、世の中が混乱している昨今ですが、

 

希望を捨てずに上を向いて今自分がやれる事を一つずつ成し遂げて行きたいです。

 

営業本部 商品センター 杉渕 優樹