2021年06月11日
和菓子と絵本と娘と。
6月に入ってから、日に日に暑さが増してきました。
眩しい太陽の下、青や紫やピンクの鮮やかな紫陽花や、真っ白などくだみなどが綺麗に咲いている姿が見られ、その涼やかな花色を見ていると、日々の暑さが少しだけ和ぐような気がします。
衣替えをし、まだ冬物春物の洗濯が完了していない中、そろそろ梅雨入りかな、まだかなとハラハラしている今日この頃です。
さて、そんな梅雨入り間近の来週、6月16日は和菓子の日です。
それに因んで、先日、ずっと気になっていた和菓子の絵本を図書館で借りてきました。
絵本だからと侮るなかれ。
良い絵本は子供から大人まで楽しめるのです。
この絵本には、和菓子の種類、材料、作り方、使用する道具、歴史の解説、季節や行事や地域毎の和菓子の説明、更にはそれぞれの和菓子に合うお茶の紹介まで載っています。
イラストもとてもリアル、かつ優しいタッチで描かれていて、見ているだけでうっとりしてしまいます。
まだ1歳5ヶ月の娘には早いかなと思いつつも試しに読んであげると、楽しそうにページをめくっては食べる真似をしたり、読後、一緒に粘土でお団子を作って遊んだりなどしてくれました。
繊細で鮮やかな和菓子から日本の美しい四季を感じ取り、それを楽しむ。
そんな豊かな感性が、和菓子やこの絵本を通して育ってくれたらいいなと思います。
経理計算課 小野田