あいぱく夢のコラボレーション
お正月休みは神様は連勤
お正月、皆様はどのように過ごされたでしょうか。
三が日は桔梗信玄餅工場テーマパークで初詣縁日があり、権六にもたくさんのお客様にお越し頂きました。
お正月と言えば餅つきにおせちにお年玉、はもう貰えず、あげる側になってしまったのですが、正月飾りなどを見ても新年の訪れを感じます。
ここ権六前にも立派な門松を飾っています。
お越しくださるお客様の目にも留まるようで、話していらっしゃるのが聞こえてきます。
近年は門松が描かれた紙を貼るだけ、なんてことも多くなってきたので、こんなに大きな門松が飾ってあるのは珍しいかもしれません。
ただ、一般的に知られる門松とはちょっと違うところが。
そう、竹の先が尖っていないんです。
私も知らなくて何でなんだろうと思っていたら、
ちゃんと説明もありました。
なるほど、こういう訳だったんですね。
徳川家康が武田信玄に敗れたときに「次こそは切ってやる」と念を込めてこのような竹の形になったそうです。
縁起の良いものというイメージですが、始まりはちょっと物騒だったんですね。
桔梗「信玄」餅というように、山梨は武田信玄公のまちですから、桔梗屋でも先の尖っていない門松を飾っているという訳です。
松は待つ・祀るの意味が係っていて、門松は歳神様の依り代、つまりお正月の時期だけやってくる神様の仮の住まいと言われています。
歳神様というのは、その年の家族の健康やお店の繁盛を約束してくれるすごい神様。
門松を目印に、権六にもやって来てくれています。
権六も長寿村というくらいですから、お野菜たっぷりのほうとうや、自社農園の野菜を使ったおごっそうをご用意しています。
明日は歳神様が居てくれる最終日。今日はほうとうを食べて、歳神様をお見送りする準備をしようと思います。
この一年も健康に過ごせそうです。
ozawa