旅の思い出に
先日、甲府でも初雪を観測し、
寒さは増す一方ですが、
そんな中でも東治郎セレオ甲府店は、
お買物をされるお客様で賑わっています。
突然ですが、皆様にとってお土産とは
どのようなものでしょうか。
私は、一緒に旅行などに来られなかった方への
贈り物だと思っています。
皆でお土産を囲みながら、
旅行先での出来事を話し、
素敵な思い出を共有するための
大切なお品物だと思います。
私がお土産に対してこのように思うようになったのは、
お客様との会話がきっかけでした。
以前、お土産を迷われているお客様に
お声掛けしたところ、
「今回一緒に来られなかった家族に、
どのお土産がいいか迷ってて。」
とおっしゃっていました。
お客様はよく山梨に来られるようで、
いつも桔梗信玄餅と
もう一つ桔梗屋のお土産を
買って行かれるそうです。
そこで私は、昨年の10月に発売した、
「信玄軍配黒蜜きな粉味」を
おすすめしました。
すると、「こんな商品も出たんだね。今回はこれにします。
きっと家族も喜ぶと思うよ。ありがとう。」
と言ってくださり、笑顔で帰られました。
また他のお客様は、
県外に住んでいるご両親に、
日頃の感謝を込めてとご両親の好みに合わせて
商品を選び、お客様オリジナルの詰め合わせを作り、
お手紙を添えて配送のご予約をされました。
離れて暮らすご家族に、
自分の住んでいる地域の
お土産品を贈られても喜ばれると思います。
贈り物で悩まれている方は、
ぜひスタッフまでお声掛けください。
スタッフ一同、
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
坂本夏美
ギモーヴとは。
前回ブログを担当した際「信玄軍配 シャインマスカット」にふれたあと、
ギモーヴというものが気になったので改めて少し調べていると、
・フランス語である
・マシュマロと違い、卵白(メレンゲ)を使わずに作る
・シロップではなくフルーツ(フルーツピューレ)を使う
・お菓子を表す言葉ではない
などのことが分かりました。
この中でも特に驚いたのが「マシュマロもギモーヴも、もとはお菓子を表す言葉ではない」ということです。
どちらも同じ“植物”を指すもので、日本では“ウスベニタチアオイ(別名ビロードアオイ)”と呼ばれ、
英語で“マーシュマロー”、フランス語で“ギモーヴ”とのこと。雰囲気がどことなくオクラに似ている
と思ったら、双方ともアオイ科という同じグループに属する植物でした。
もともと喉の薬として使われていたこの植物の、根のデンプンを使って作られていたことが名前の由来で、
日本では1892年の発売当初「真珠麿(マシュマロ)」という漢字が当てられたそうです。
「真珠」という漢字の選択が素敵ですよね。
マシュマロの凝縮された甘さがあまり得意ではなかったので数年前にギモーヴが話題になったとき、
フランスのマシュマロだと聞いて「見た目の可愛い高価なお菓子」程度にしか思っていませんでしたが、
今回調べているうちにどんどん興味がわいてきました。ギモーヴはゼラチンとフルーツジュースやジャム
などを使って比較的簡単に作れるようなので、今度のお休みは自作の林檎ジャムを使ってギモーヴ作りに
挑戦してみようと思います。
kamei