2019年08月31日

秋の色

今日は8月最後の日。

ここ数日は厳しい暑さも徐々におさまり、いつの間にか日が沈む時間が以前より早くなってきたように感じます。

先日、両親と安曇野へ旅行に行ったのですが、山梨よりも更に涼しくてとても快適。

河原にはもうススキが茂っており、ゆっくりと近づいてくる秋の気配になんだか少しだけしんみりした気持ちになりました。

 

さて、皆さんは秋の色といえばどんな色を思い浮かべるでしょうか。

「紅葉や楓の赤。」と答える人もいれば、「銀杏や稲穂の黄色。」と言う人もいるでしょう。

そんな中、私はといえば、きっと少数派の答えだなあとは思いつつ、「紫色かな。」と答えます。

 

それは例えば、ちょっぴりもの悲しい秋風に吹かれて、静かに揺れる桔梗をはじめとする秋の花々の色だったり。 

 

きらめく宝石の粒が連なるように、たわわに実ったぶどうの色だったり。

 

 

私の家の周りにはぶどう畑がたくさんありますが、美味しそうに色づいたぶどうがたくさん生っている様子は、まさに実りの秋の始まりといった風情で、その後に収穫される林檎や柿や栗などのことまでを思うと、より一層秋の深まりが楽しみになってくるような気がします。

 

そうそう、ぶどうといえば、先月頃より「今年はいつ発売されるの?」とたくさんのお客様からお問い合わせをいただいていた月の雫。

今年も9月中旬頃からの販売開始です。

今年は天候不順が続いたため、材料となる甲州ぶどうがちゃんとたくさんとれるか不安でしたが、無事に販売予定のお知らせが届いて、とても安心しました。

月の雫という風流な名前の通り、澄んだ夜空にぽっかり浮かぶ綺麗なお月様を眺めながら美味しく食べられる日を、どうぞお楽しみに。

 

営業事務 小野田あゆみ