”You are what you eat”
”You are what you eat”
「あなたはあなたの食べたものでできている」
この言葉は高校時代の恩師から教わったもので、私は今でもこの言葉をとても大切にして毎日を過ごすようにしています。
気付けばアラサーと呼ばれる年になり、結婚もし、年長者にご飯を作ってもらう側から、自分でご飯を作り、家族に提供する側へと移行した私。
以前よりほんの少しだけ疲れやすくなったり、風邪の治りが遅くなったりする自分や、ややメタボ気味の主人、今後生まれてくるであろう子供の健康のことを考えると、冒頭の言葉はより一層心に響きます。
なので、私はどんなに忙しくてもなるべく自炊をするようにしているのですが、その際、出来る限り守るようにしている2つのルールがあります。
ひとつは、旬のものを食べること。
例えば、これからの季節なら白菜、大根、ネギにほうれん草などなど。
旬の食材は、そのシーズンを元気に過ごすために必要となる栄養素を豊富に含んでいるので身体に良く、また、たくさん出回るために値段も安くて、お財布にも優しい家計の救世主でもあります。
そして、もうひとつは、自分が生活している環境と同じ環境で育ったものを食べること。
ここ数年知られるようになってきた言葉に「身土不二」というものがあります。
これは、人間の身体と土(土地や環境)は切り離すことのできない一心同体の関係にあるため、自分が暮らしている地域で採れた自然のものを食べるのが健康に良いという考え方のことです。
この2つのルールをきっちり守るのはなかなか大変なことではありますが、困った時にいつでも頼れる心強い味方が私にはついています。
それは、本社工場テーマパーク内にあるグリーンアウトレットです。
笛吹市や明野町の自社農園「ハイジの野菜畑」ですくすくと育った旬の野菜などがいつでもたくさん並んでいるため、お昼休憩や仕事帰りなどにふらっと気軽に立ち寄ることができます。
先日は、冬の訪れを感じさせる柚子の香りに誘われて、冬の果物や野菜を何種類か購入し、「野菜を食べやさい。」なんてさむーいギャグを言いながら、紅芯大根の甘酢漬けとゆず大根を仕込みました。
結構たくさん作ったつもりが、なんと1日でぺろりと完食。
おいしい野菜はお箸がスイスイ進むようです。
しかし、予想外の早さでおかずがなくなってしまったので、急遽買い出しに行かなくては。
こんな時、徒歩30秒の距離にグリーンアウトレットがあってよかったな、なんて思います。
さてさて、今日は何を買って帰ろうかな。
小野田