2014年04月24日

ここにもエピソード

最近の山梨日日新聞の新聞広告をご覧になった方も多いでしょうか。
桔梗屋の様々なお菓子の開発秘話やエピソードを漫画にしてご紹介していますよね。
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さて、エピソードがあるのはお菓子だけではありません。
実は品質表示が出来上がるまでにもさまざまな出来事があるのです。

お菓子の製品が決定したら、電卓片手に原材料のレシピをもとに配合計算。
同時にアレルギー物質の確認、表記の確認、印刷される表示の確認など、一字一句の単語たちとの戦いがはじまります。
一文字違っただけでも、材料の順番が入れ替わっても全然違うものになってしまいますので、本当に慎重な部分です。
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先日などは、ロングセラー商品の品質表示データを見直していて「この原材料名…なにかが気になる」。
そこからその読み方で議論に。そこで…
理系出身者は「この化学構造式でこの読み方は納得できない」と騒ぎ、
文系出身者は「スペルは○△ロールだね。斜体のrとnを見間違えたのかなぁ」などと騒ぎ…様々な方面から意見が飛び交いました。

結局のところ、その呼び方は間違いとは言えないものの、最近ではビタミンEと表記するのが一般的と判明。
「この方がお客様にも分かりやすそうだね」ということで収束をみたのでした。

同じ原料でも時代を経て呼び方が変わるもの、分かりやすくなるものもあるんですね。

 しの